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シナモンとニッキの違いご存知ですか?

シナモンとニッキの違いご存知ですか?

沖縄やるばるの国頭村(くにがみそん)のハーブティー「からぎ茶」(ニッキと沖縄での呼び名)は「シナモンティー」とほぼ同じものだということがわかった。味は「からぎ茶」の方が濃い!

シナモンとニッキは、同じクスノキ科のニッケイ(肉桂)という樹木から抽出されたスパイス、香辛料である。

シナモンは、スリランカ産のセイロンニッケイ幹の樹皮を乾わかしもので、育成に2年かかる。

一方、ニッキは沖縄産のニッケイの根から取ったもの。シナモンのよう甘い香りはするが、強い辛みがある。

育成には15年かかり、根を手作業で掘り返すことから、生産には手間も必要となる。なので近年は根を使わず葉っぱを元にお茶にしているわけだ。

ということで、シナモンとニッキの違いは、「樹皮か根か」「産地の差」によるものなのだ。

ただし、沖縄産ニッケイは生産量が少なく、希少のため苗木はなかなか流通してないが、なんとか国頭村の知人からスピーディ・ファームでも入手して育てたいと思う。