自分の思考の限界と、その限界の外にあるイマジネーションのこと。
本当に人間の(自分の) 想像力は小さいなあ。
ロサンゼルスにいるときは、アートギャラリーが如何に盛り上がるか考えて行動している。
東京に戻ると、クライアントのDX化の進捗や、ブランディングの依頼でまるで時間がない。
そして、沖縄でホッとできるのか思いきや、リゾートの打ち合わせやファームのことなど雑事も多い。
合間にスマホでスタートアップ投資や不動産、仮想通貨関連のことなどできることをやる。
さて、これだけ忙しくしていると何が問題なのか。やはり沖縄が必要なのだ。沖縄の南城(南部)では他の都市と違い時間がゆっくり流れている。そして、海や自然と戯れる時間がある。
自分が如何に目の前にあることだけで生きているのか振り返ることができる。自分の思考は、いま自分がいる場所にリンクされ支配されている。場所が離れるとWi-Fiの電波のように脳の問題意識が徐々に薄れていくのだ。これが自分の限界の認識である。
考えて解決することは誰にもできるが、自分が考えていないことは考えられない。でも、それではイノベーションは起きない。なぜロシアにも正しい部分があるかもしれないと考えられないのか?知床の観光船事故を防ぐために、国の規制を強化するのではなく、テクノロジーで解決できないのか? どんどん円安が進んでも”良い円安”にする方法はないのか?
自分の考えも及ばないことを考えること。そして、その余裕を自分に持つこと。忙しい中にも、その余裕を作る方法をみんなが持てば、世の中はもっと良くなるのではないだろうか。