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聴取可能期限：2025年03月01日 07:37まで

ラジオは無茶苦茶面白いです。そして番組中に照屋監督と私との出会いが面白おかしく語られて笑いました。でも、本当は映画「かなさんどー」の宣伝をさせてもらい、観た方の感想などを聴いてほしいです。

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照屋: 僕はこの脚本で映画撮りたいからお金集めてくださいっていうのは、実は1回もないです。

ある短編映画で賞をとって、じゃあこれ長編にしたらどうかと。吉本興業がお金出すからとなり、前作「洗骨」（2019年）になったんですけど。じゃあ今度は「洗骨」を見て、うん。あまりにも感動したから会わせてくれって言ってきたのが、いま日本で一番大きなアイドル会社「スタートエンターテイメント」の福田さんっていう方だったんです。「スタート」社長になる前の話です。

対談したいって言われて。で、対談して、終わった後に。本当に申し訳ないんですけど、僕のポケットマネーなので、そこまで多くは出せないんですが、次回作の映画作ってくれませんか？それでこの「かなさんどー」が撮られたのです。なんかこうなんかね、運命が引き寄せてくるっていうか。

いや、本当に嬉しくて。まあ、自分の作風をかっていただいて、普通は映画に出資しないじゃないですか、出さないです。会社の経費で出すだったらわかるんですよ。うん。本当にこの社長はポケットマネーでしてくれて、、、。で、最初。あのビジュアルが。胡散臭かったんで。あの。怖いですよね。ちょっと身長でかいし、金髪だし。（笑）で、どこの者かわからないから。吉本興業に、ちょっと裏を探らせてくださいと。まともな仕事をしてる人かっていうことで、今考えたら失礼なことなんですけど、でもちゃんとした人でした。「スタートエンターテイメント」になる前だから。そうそう。で、やっぱちゃんとした人だって分かったから。多分「スタートエンターテイメント」も社長として必要だったと思うんですけど。うん、本当に調べました。大丈夫な人なのかって。で、大丈夫だから対談オッケーですって会社がオッケー出て。対談になったんですよ。まず。対談からちゃんと言いましたけどね。あの、本当に実は裏調べて申し訳ありません。そしたら福田さんが「ごめんね、ごめんね、僕怪しいよね」とかって喋り方も軽いじゃないですか。それで金髪でオールバックだから怪しいですよ（笑）

垣花: 当時、福田さんは？主に何をされていたか？という。

照屋: ええと、コンサルの会社ですよね、ご自身で。それをやられてて。まあ、そもそも芸能関係のお仕事もされていました。だからソニー・ピクチャーズという映画会社で新規事業部を立ち上げたりとか、すごい調べていくと、これ映画関係で言うと、ちょっと意外と筋金入りの人じゃん。みたいな。話になってきますね。その人の裏を調べてしまう申し訳ない。

だってでも。ジャパニーズドリームだから急に「君の才能よかったよ」ってお金出すって人は少々怪しがって当然でしょう。だから実際にじゃあロケハンとかスタッフが動き出しても、沖縄側のプロデューサーが福田さんという方からのお金が未だに入金されないんですけど。っていうか、やっぱりあの人やばいやつだって本当は振り込まないんじゃないか、騙されたんじゃないかとかってなってたぐらいです。で、その後、本当にお金振り込まれて。ああ、ちゃんと振り込む人なんだあ、素性はちゃんとしてる人なんだ。え、「スタートエンターテイメント」の社長にまでなられたじゃんみたいな。すごい人だったんだみたいになって。もう改めて会うたびに笑い話しながらすみませんでしたと言うんですけど。