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コロナ考 : “未来の展望なきところ、その民衆は堕落する” 

 

「いまわれわれが、みずからの都市や社会を再建し、母なる地球のうけた傷を癒さなければならないことは確かである。(中略)

“未来の展望なきところ、その民衆は堕落する”
人間にとって、新たな地平の神秘やロマンは、食物や住居に劣らず、絶対に欠かせないものである。

前途に横たわる困難な年月を切り抜けるに当たって、われわれは、星々のもとに音もなく横たわる”オリンポスの雪”が、われわれの孫の世代の到着を待っていることを忘れてはなるまい。」

(アーサー・C・クラークが、1973年に火星探査機マリナー9号が、火星にエヴェレストの二倍の山を発見した驚きをコラムに記した。)

人は、どんな困難に出会っても めげずに立ち向かっていけるのは、未来を夢みる言葉をもっているからだろう。