過去10年かけて進化したものが、今後は1年で出来ちゃう。スピードがスピードアップしている。この感覚を知っておいた方がいい。

「最初のカスタムメード車が道路を走ったのは19世紀の終わりだが、真の転換点は1908年、フォードが大量生産したモデルＴを売り出したときだ。それからわずか４年後には、ニューヨークの交通量調査で自動車の数が馬車を上回った。

この変化の速度は驚異的だったが、今から思えば当然だ。新たなテクノロジーが10倍の価値（安さ、速さ、性能）をもたらしたら、何もそれを止められない。」

ピーター・ディアマンディス,スティーブン・コトラー「 2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ」より引用。

「5,000万人ユーザー獲得までにかかった時間」調査が面白い。

自動車62年　(1870年)

電話 50年　(1844年)

電気 46年 (1870年)

テレビ 22年　(1939年)

携帯電話 12年　(1981年)

インターネット 7年　(1989年)

YouTube 4年 (2005年)

Facebook 3年　(2004年)

Twitter 2年 (2006年)

我々は、幸福なことに”産業革命”の次にきた”インターネット革命”の只中に生きて暮らしている。

“スピード”自体が加速していく中で、気候変動、人口増加、飢餓、疫病など、人類のやっかいな問題の解決も、意外と早いのではないかと私は楽天的に考えている。

◆参考

How long does it take Steemit to hit 50.000.000 USERS — Steemit