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NFTの可能性を考えるダミアン・ハーストの新しいアート経済圏 | 株式会社スピーディ

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NFTの可能性を考えるダミアン・ハーストの新しいアート経済圏

著名な現代アーティストであるダミアン・ハーストが行ったNFTアートとは何か?を問うアートプロジェクトに、わたしも実際購入してその意味について考えてみた。

◆NFTアートとは?
偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルアートのこと。仮想通貨と同じブロックチェーン上で発行および取引される。(殆どの取引がビットコインではなくイーサリアム )

◆何が新しいのか?
デジタルアートは、デジタル故にコピー化を前提としており、唯一無二であることは難しかった。それがブロックチェーンの技術を使うことで可能になった。デジタルアートが一点ものと同じ価値を持てる技術革新なのである。

また、2021年3月に世界で知られたオークションハウスであるクリスティーズがNFTアートを扱い、過去4番目の高値で落札され(BEEPLE=75億円)認知されるようになった。

◆ダミアンハーストのNFTプロジェクト「THE CURRENCY」とは?
・ダミアン自身が、アートで新しい通貨を発行できるのか?(総額20億円の簿価。数年後には100億円以上の価値になるだろう)
・9つもの偽造防止策を施したリアルアートを10,000枚作成(1枚約20万円)
・ドットの位置やデザインを完全にデータ化した上で、作品そのものもNFTデータ化させる。
・落札した人は、購入から一定期間内にリアル版かデータ化されたデジタル版を選ばなければならない。
・選ばれたアナログ・デジタルの比率は後日発表する予定。購入者みんながデジタル選んだらどうしよう?って本人はインタビューで笑っていた。

◆福田の見解
・複数のオファをして二枚購入することに成功。
・一枚は仮想通貨で購入、もう一枚はクレジットカードで購入(といっても取引所からウォレット経由でないと買えない)
・仮想通貨で購入したものは、デジタルで保管。クレジットカードで購入したものは、リアル版の到着を待つことにした。
・人生、いつもどちらか?の選択を迫られる。レストランでサラダのソースでさえ選ばなければならない。だけど、わたしはいつも「ぜんぶ」と答えることにしている。
決める必要のないものの決断を迫られることが多いが、決める必要性があるかないか考えて、決めないことを決めておくのも大事なオプションと考えている。
ダミアンハーストほどのアーティストが作ったこんな面白いアートは、リアルもデジタルもいるでしょ?

◆参考 下記がプロジェクトのまとめ
ダミアン・ハーストが突きつけるNFTアートとリアルアートとの究極の選択
http://spdy.jp/news/s11413/