エンタメ産業の未来
元SMAPタレントの移籍に関して公取の注意喚起がニュースになっています。
ネットでの検索によれば、”のん”こと能年玲奈(本名)も話題になっているようですね。
私は、2016年7月 約3年前から彼女の類いまれなる才能を支えたいと決め、”のん”のマネージメントに関わらせてもらってます。
この間、テレビ局の若い編成マンから本当にたくさんの素晴らしい企画、脚本などオファを頂きました。しかし、お話が進むうちに、上司や担当役員によって突然潰されてしまうことが繰り返されてきました。
その状態が3年も続いております。
“のん”は、メジャー週刊誌などが実施する人気調査で、いまもトップ1、2を争う国民的人気女優です。ですから、先進的な企業様やアジアからも、CMの依頼が多くあり広告には出ることができています。
でも彼女は女優です。現場からの熱烈なオファーもある、のんが三年間テレビ局で1つのドラマにも出演が叶わないことは、あまりにも異常ではないでしょうか?
エンターテイメント産業も、ひとつの立派な産業であるならば、このような古い体質を変えていかなければなりません。
素晴らしいクリエーティブを作る人々が、忖度なく、正々堂々と切磋琢磨する中で、世の中の人々を楽しませ、感動させられるそんな産業になっていくことを切に祈ります。
福田淳