遺伝子が教えてくれる自分探しの旅
“福田淳”の遺伝子を調べて、ルーツがわかった!(GeneLife社)
私の祖先は、3万年前にシベリア高原で誕生した北方民で、日本人の7%しかいない。
祖先は、シベリアから北海道のアイヌへと合流したが、そのままカナダのクイーンシャーロット島(カナダの沖合にある群島)へ渡った連中がハイダ族となった。
ハイダ族は、独自の文化を持っており、踊りで自己紹介したり、動物(クマ・ワシ・オオカミ・ワタリガラス)をモチーフに家紋を作った。
私の祖先は、長い間を厳寒地で生活し、魚や海藻を食べながら大陸を移動してココに辿り着いたのだ。長距離移動が多かったせいで、その後多くのアスリートを多く輩出しているらしい。←アミノ酸のデータからわかる。
バンクーバー空港にあるアート『The Spirit of Haida Gwai』は、ハイダ族の母をもつアーティスト ビル・リード(Bill Reid)の作品である。
こうなってくると俄然 行きたくなる。アラスカとカナダの国境近くの沖合に大小数百の島々からなるハイダ・グアイ群島(Haida Gwaii) の中の一つがハイダ族の住むクイーン・シャーロット島(Queen Charlotte Islands)。
ハイダ族の人びとは、7000年以上前から島々で暮らし、優れた伝統文化を育んでいる。現在は朽ちかけたトーテムポールが静かに海に向かってたたずんでいるようだ。
バンクーバーからはモースビー島サンドスピット(Sandspit)へ1日1便運航されている定期航空便でグラハム島スキッドゲート(Skidegate)へ入る。グアイ・ハアナス国立公園へは、ボート、カヤック、水上飛行機、またはヘリコプターのみでアクセス可能、陸路での訪問はできない。
人類は20万年前にアフリカで生まれた。母からのDNAを解析することでわかる。
口内の唾液をとって送るだけ。みんなもやってみて。
http://genelife.jp/haplo/index.html
ここで凄い裏話。岡本太郎の「太陽の塔」はハイダ族のアートからのインスパイア作品なのである。彼が四至本八郎さん(大伴昌司のお父さん)と一緒に1963年日本航空のバンクーバー就航記念で招待されたときに、抜け出してシャーロット諸島に行った。そこで見たハイダ族のトーテムポールから着想をえて作られたのだ。これは、四至本八郎さんの奥様である四至本アイさんから直接聞いた話で、その居間には岡本太郎さんからのお土産のトーテムポールも置いてあった。