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デンマーク初の「コンストラクティブ・ジャーナリズム」(建設的報道)とは? | 株式会社スピーディ

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デンマーク初の「コンストラクティブ・ジャーナリズム」(建設的報道)とは?

デンマーク初の「コンストラクティブ・ジャーナリズム」(建設的報道)とは?

ゲルダ・マリア・メイ
「コンストラクティブ・ニュースは、通常のジャーナリズムの代わりになるのではなく、そこに加えるものです。

問題の解決策に関する正確な報道なのです。解決策を見せずに問題ばかり報じるから、人々はメディアは背を向けてしまいます。問題は報じないといけないですが、解決策を提示し希望を与えるべきなのです。」

デンマークの公共ローカルラジオ局「DR」(オーデンセ)の「パブリックサービス」という番組では、リスナーから幅広く解決策を募り、大臣まで動かして解決の道筋をつける。
いまでは「DR」は全国放送になっている。

例えば「食品ロス」は、形が不揃いで商品にならない野菜だけの専門店を紹介し繁盛させたり、子どもに自分で弁当を作らせることでロスを軽減させたり、日曜日を余った食材デイにして無駄をなくしたりというアイデアが寄せられた。

「漁業網の害」については、専門家からアプリを利用してICチップをつけた網ですべて回収てきるようになるなど、「コンストラクティブ・ジャーナリズム」は一定の成果をあげている。

「パブリックサービス」ホストのイェスパー・ボーロップ
「ジャーナリズムに対して、措定的なことばかり取り上げるという批判がありました。建設的な報道が不足していたのです。問題が解決するまで取材を続けるジャーナリズムがあれば、問題が解決していくことをニュースで知らせることがでます。」

以上、NHK「ニュース砂漠とウイルス〜アメリカ 地域メディアの闘い〜」より
https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/7JRV13M39P/