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沖縄南部 : ターナーの絵のようなサンセットが楽しめる大人のビーチ

久高島を正面に迎えた沖縄南城の玉城(たまぐすく)は、どの天気予報も当たらない。那覇が雨でも玉城は晴れてる。
夏場はハワイ並みのスコールが多く、土砂降りの雨のあとピーカンとなる☀️朝方に猛烈なスコールがあると、7時ごろには湿度90%となり、木々の中を歩くとジャングルのような感じになる。セミやトカゲやヤドカリが、精力的に動きだす。
朝5時過ぎのサンライズ(日の出)は、鳥の鳴き声が一斉に同期し、闇から光の世界に突如切り替わる。
夕暮れは7時ごろ。玉城の海に太陽は沈まない。ターナーの絵のように残光に照らされた雲が美しいイエローからピンクとなる。
玉城は、長期で過ごすサンライズの場所だ。旅行者が求めるサンセットなら西海岸に行くと良い。でも、サンセットは眩しいだけで、玉城のような一日を噛み締めるようなターナーの雲を楽しむことは出来ない。
玉城は太平洋を一望できる大人の海なのである。