Speedy NEWS

欲望のオンライン化で「お金」がなくなる!(暗号セキュリティの専門家 中村宇利さん)

 

暗号セキュリティの専門家である中村宇利さんから「お金」についてレクチャーを受ける。
まず、世の中のお金は2種類ある。一つは政府が発行する「現金」(法定通貨)、もう一つは銀行が作る「台帳」(銀行台帳型通貨)がある。
現代においては、どんどん現金が無くなっている。クレジットカードやキャッシュレス、それらオンライン決済で使ったりするので、「現金」が必要なくなる。あなたが車をローンで買おうとしたら、あなたの信用を確認されることになる。信用があれば銀行員があなたの口座に番号をインプットしてくれる。これでバーチャルにお金が造られることになる。先進国では流通する「お金」の80-90%が、この信用をベースとした「台帳」通貨である。
この「台帳」通貨は信用でしか造られないし、流通しないから「現金」より不便だ。また、インターネットの普及によって決済機会が増えたので、どんどん決済が遅れる。信用ベースの通貨なので、遅れると利息が付き目減りする。さらに、アフリカなどの後進国がネット化すると、みんなの欲望がより増大し「台帳」通貨は破綻すると予測される。
なので「現金」と同じような「お金」が必要になってくる。それが「デジタル通貨」なのである。「現金」と違って「デジタル通貨」はネットを介して使われる機会が多いのでセキュリティが問題になる。ネットワークセキュリティ以前に通貨そのもののセキュリティが問題なのである。そこで完全暗号が必要となる。中村さんは、ブロックチェーンをベースとしない完全暗号通貨「サイファーマネー」を開発した。これから「サイファーマネー」の実装に向けた企業としてサイファ・コア株式会社を本格的に稼働させるとのこと。
根底にあるのは、このままいけば 皆んなの欲望に対して「お金」が圧倒的に足りなくなることだ。この「お金」の不足についてなんとかしないと世界経済は大きくならない。
これって大問題だと思わない?
詳しくは下記のYouTubeを参照してください。
【ブロックチェーン崩壊!?】中村宇利 次世代のデジタル貨幣 (1) presented by Speedy, Inc