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NFTブームの根底には、Z世代の”デジタル所有感”が現れている!

同世代の友だちから「ツイートが3億円で売れたってどういう意味?」と聞かれ下記のように答えた。
「普通に考えたら、まるで意味わからないよね。でもある世代が「まんだらけ」でガラクタみたいな玩具を高額で買うみたいなもんだよ。」と。
世代論はその世代の時代環境に左右される。わたしのようなバブル世代(50-57歳)は、金あまり社会にでて、日本企業がロックフェラーセンター買ったり、ハリウッドのコロンビア映画社を買ったりしてたご時世だったので、買い物大好きな精神構造が植え付けられた。それは今でも変わらない。
そして時は半世紀近く過ぎた。
人々のライフスタイルは、”リアルの所有”から”シェア”(モノからコトへ)でいいじゃん!っていうミレニアル世代(25-40歳くらい)を経て、いまはデジタルネイティブのZ世代(10-25歳)が台頭してきた。
Z世代はコロナの影響もモロにうけ、消費に対する考え方がSDGs的というか、気軽な感じで地球のことを考えているようにみえる。わざわざ”エコ”とか言わなくても、マイバックやマイボトル持参してるし、「それ地球によくなくね」とか「うっせーわ」と考えが自立している。良いことだ。世代ごとにCPUが良くなってる感じ。
NFTブームの根底には、Z世代の”デジタル所有感”が現れているのではないか。
◆参考
TwitterのドーシーCEOの初ツイートNFT、3億円超で落札 全額寄付 – ITmedia NEWS