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政治の話しをすることは、生活の話し、未来の話し、子どもの話しをすることなんだよね。 | 株式会社スピーディ

Speedy NEWS

政治の話しをすることは、生活の話し、未来の話し、子どもの話しをすることなんだよね。

先日聞いた話し。

若者が転職するのに、日本の政治家事務所で勤務してる実績あったら日本の企業どこもとってくれなくて、マイマクロソフトに入ったとのこと。

日本で政治と関わってることが何かのタブーになっているとしたら、それこそ大問題だ。芸能人も政治の話をツイートしたりすると事務所に怒られるって聞く。それが理由で独立したベテラン俳優だっているくらいだ。

今週末は総選挙なので、政治の話をしたい。政策や政党の話ではなく、政治への感受性の話し。

まずは、先日のドイツ総選挙結果がすごく面白い。

メルケル首相が率いる中道右派「キリスト教民主・社会同盟」(CDU・CSU)24.1%(前回32.9%)が惨敗。と言っても、もともと過半数なく、2位の中道左派「ドイツ社会民主党」(SPD)25.7%で(前回20.5%)と連立組んでいた。2位のSPDが1位になって、16年ぶりの第一党になったけれど、これまた過半数には程遠い。

過半数を取らないと首相を出せない。
でもまた1位と2位で連立組めばいいじゃん、とならない。両者を足しても50 %満たないからだ。

さらに大事なのは、3位の環境政党「緑の党」14.8%(同8.9%)と4位の産業界寄り「自由民主党」11.5%(同10.7%)の支持者の44%が25歳以下だったからだ!!(驚)

だから、今までのように1位2位連合を組むと、昭和っぽくて国民に相手にされないと分かっている。

そうすると、1位か2位の政党のどちらかが「緑の党」と「自由民主党」と3党連立を組まないと与党になれない。

この二つの組み合わせはどちらになっても、環境寄りのリベラルになる。世界的に右傾化が進んでいたが、ドイツでリベラルな与党ができるのは面白い。

一党で支配できないような多様な政策、政党が日本にも存在すれば、政治は大きく変わるだろう。

日本の野党が言うような二大政党って実現可能で必要なのかな?
むしろ、自民党が派閥ではなく政策ごとに分党した方が国民には選択肢が増えるのだと思う。

原発全廃と言ってた総裁候補が過去の権力者への忖度で自説を曲げて落選したことを教訓にもっとみんな政策論争で政策派閥を作って欲しい。

久しぶりの自民党総裁選で政策論争がメディアに出たのは良かった。
選挙が終わっても継続してメディアは政治を取り上げた方がいい。

そうでないと、みんながこの国の方向性を堂々と語れない社会になってしまう。

みんな、選挙行こうね。

◆参考記事
【ドイツ】アンダー40が躍進。「若返り国会」が政治を変える
https://newspicks.com/news/6239840