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内外タイムス【福田淳の対談闊歩】 ゲスト:アソビシステム代表・中川悠介さん

六人目のゲストは、アソビシステム代表の中川悠介さんです。
中川さんとの出会いはもう、いつだか思い出せないくらい昔。裏原宿の増田セバスチャンさんのお店で、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんがポラロイドを撮ってくれるチャリティーをやっていた——あれが2011年、東日本大震災の年でした。あの日集まった人たちから、いろんな縁が広がっていったんですよね。

アソビシステムは今19年目、来年で20周年。原宿のワンルームから始まった会社が、きゃりー、新しい学校のリーダーズ、そしてKAWAII LAB.のFRUITS ZIPPERやCUTIE STREETまで、国内外でヒットを連発しています。何が中川さんの凄さなのか、同じ業界人としてじっくり聞いてきました。

面白かったのが、ヒットの作り方が逆転したという話です。昔はテレビに出してもらうのが出発点でしたが、今は自分たちでクリエイティブを作り、SNSで火をつけ、こすってこすって熱量を上げてからメディアに出す。順番がまるで逆なんですね。きゃりーの頃はYouTubeで、中田ヤスタカさんと増田セバスチャンさんと組んでMVを世に出した。
それが10年でストリーミングにTikTok、Instagram、Xと広がり、国境も言語も超えて、スピードも情報の届き方もまるで変わりました。

しかも中川さんは、ただ曲を出すのではなく、TikTokでバズる→ストリーミングで回る→カラオケで歌われる、という導線を最初からセットで設計している。「勝っているわけじゃなく、勝つための努力をしているだけ」と本人は言いますが、この緻密さこそが強さの正体だと感じました。

そのうえで彼はこう言い切ります。「クリエイティブはチームに任せている。出来上がったものをどう広めるかを考えるのが自分の仕事で、それが大好きなんです」。作る人と、広める人。その役割をはっきり持っている人は強い。改めてそう思わされた対談でした。

まずは第一回目をご一読ください。
▼第1回(全3回)
きゃりーぱみゅぱみゅからFRUITS ZIPPERまで 時代のKAWAII(かわいい)を生み出してきたプロデュース論
https://naigaitimes.com/entertainment-news/406974/

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